パック
こんばんはひきだしです🌙
先輩に、最近なんか1日が早すぎて、24時間じゃー足りないですーって、お話ししたら、
たしかに~間違って寝ちゃったら、もうアウトだよねーと、、、👀
いや、、全然間違ってないです!笑
疲れて眠いときは、、夜ちゃんと寝てほしか〜😭💦
社会人なると、仕事しながらの試験勉強は、なかなかやる気がいりますよね。
つい、深夜になり、、、そして寝不足に、、、。
でも、先輩!休めるときに、ちゃんと休めるといいなー😭🌿
今日は、あるモデルさんから質問🔸
*パックは、1日に何回してもいいの?大丈夫?
パックって、、、色んな種類ありますよね。
エステサロンではもちろん、ホームケアにおいても、重要なメニューですね!
パックは、クレンジング、洗顔、マッサージ後の皮膚の洗浄、栄養分の吸収促進などの美容上の効果に限らず、
リラクゼーション効果もたくさんあります✨
昨夜もお伝えしましたが、嗅覚によって、例えばお気に入りの匂いがするパックは、脳に作用し、心理的にも、充足感が得られます。
よく行われるパック法として、『ODT法』があります。
Occlusive Dressing Treatment、密封閉鎖法のことですね。
「お肌の表面を密閉することで有効成分をお肌の奥まで届けやすくする」というものです。
もとは、創傷部を包帯などで密閉する医療処置のことです。
高温多湿の日本では1~2日、場合によっては半日、外用剤の塗布部位をプラスチックやラップなどで覆うことで皮膚からの水分蒸発を防ぎ、角質層を水和させ(ふやけさせ)ます。
水和により角層細胞が膨潤するとともに、角質細胞間脂質に挟まれている水が増えることで、角層バリア機能を低下させ、主薬の経皮吸収性を促進させます。
🔸文献🔸
※Blank IH, et al., The epidermal barrier. In: Rook A, Champion RH, eds.Progress in the biological sciences in relation to dermatology, Vol. 2,Cambridge: Cambridge University Press, 245-61, 1964
※Potts RO, et al., J. Soc. Cosmet. Chem., 37, 9-33, 1986
また、塗布部位を覆うため、その温熱効果(皮膚表面温度が32℃から37℃に上昇したという報告もあり、血流が増加することからも、経皮吸収性が促進されます。
🔸文献🔸
※Kligman AM, Drug Dev. Ind. Pharm., 9, 521-60, 1983
みなさんも、家でクリームやパックをした上からラップをしたりしますか?
これも立派なODT法です❤︎
でも!注意することがあります!🔸
パック剤は、皮膚から剥離するとき、肌の負担にもなってしまうものなんです。
また、コットンやシートに含まれた水分が蒸発するときに、肌の角質層の水分もいっしょに蒸発していくので、「過乾燥」といわれる状態になりがちです。
ケアの一環ではあっても、必要以上の使用は逆効果になるので、避けるべきですね。
長時間パック剤をのせたままだと、皮膚が逆に乾燥してしまいますので、パック剤の種類や、使用時間は必ず守ってくださいね😌🙌
ラップだとどうしても密閉率は下がるのでエステサロンでは、もっとしっかり密閉できるパラフィンパックや石膏も使います。
せっかくやるなら、正しい使い方を覚えて、より効果的に作用するよう、意識したいですね✨✨
おやすみなさい🌙